相談者：男性（40代）
傷病名：双極性障害
決定した年金額と種類：年間約175万円／障害厚生年金2級
家族構成：妻と子どもの3人暮らし
就労状況：休職中

従前の状況：仕事が忙しく残業が連日続き5年程前から体調を崩し、かかりつけ医に精神科受診をすすめられ精神科を受診するようになった。当初はうつ病と診断されていたが、マンションや車を突然購入してしまったり、妻や子どもに突然声を荒げてしまったりすることがあり、途中から双極性障害の診断へ変更となった。職場では突然泣き出してしまったり、業務ミスが続いたりしたため、休職するに至った。

現在の状況：動悸、めまい、耳鳴り、不眠、食欲不振、無気力感等の自覚症状があり、自宅では掃除・片付け・洗濯・料理・買い物は全て妻にやってもらい、ベッドで横になって過ごす時間が大半を占める。子育てにも参加することが出来ない。職場復帰の目途は立っていない。

相談者：男性（50代）
傷病名：糖尿病性腎症・慢性腎臓病（人工透析）
決定した年金額と種類：年間約140万円／障害厚生年金2級
家族構成：一人暮らし
就労状況：就労中

従前の状況：約15年前に仕事が多忙で体調を崩し精神不安定となり近医の精神科を受診したところ、 初診時の採血で血糖値が高いことを指摘され、同院の内科で血糖値を下げる薬を処方されしばらく服用することになった。 それから5～6年経過後、国内旅行をしている時に靴擦れを起こし両下肢がパンパンに腫れ痛みが酷かったため別の病院を受診したところ、 糖尿病からくる皮膚感染症の疑いで精査が必要となり別病院で入院治療を行った。退院後は食事制限を受けながら定期通院をしていたが、 数年後にはクレアチニン等腎機能の数値が悪化してしまった為人工透析を開始するに至った。

現在の状況：1回4時間、週3回の人工透析を行っている。透析後は毎回立っていられない程身体が怠くなってしまう。 また脱水症状から一時的に身体が攣ってしまうこともある。 仕事は週4日の非常勤で働いており、以前の様にフルタイムで身体に負担のかかる肉体労働は出来なくなっている。

相談者：女性（40代）
傷病名：子宮頸がん・出血性ショック・鉄欠乏性貧血
決定した年金額と種類：年間約60万円／障害厚生年金3級
家族構成：一人暮らし
就労状況：無職

従前の状況：約3年前からおりものが増え生理不順になっていた為病院を受診して 精査したところ子宮頸がんと診断された。医師から抗がん剤や放射線が 効きにくく治療効果があまり期待できないと言われた為食事療法等を 試してみたが症状は徐々に悪化していき子宮患部から何度も大量出血を 繰り返すようになり一時外出もままならない状況となった。

現在の状況：自宅内では1日の半分以上はベッドで横になっていることが多く、 出血が続いている為輸血や止血剤での治療の為月に数回通院をしている。 全身倦怠感、動悸息切れ、浮腫み、めまい、貧血等がある。